【10月22日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するトロ・ロッソ(Toro Rosso)は21日、レッドブル(Red Bull)に加入するダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)の後任として、2014年シーズンからロシア出身の19歳、ダニール・クビアト(Daniil Kvyat)をドライバーに起用すると発表した。

 クビアトはこれまでGP3シリーズ、欧州F3選手権シリーズで経験を積んでおり、タイトル総なめを狙うレッドブル(Red Bull)の姉妹チームに当たるトロ・ロッソではジャン・エリック・ベルニュ(Jean-Eric Vergne)とパートナーを組む。

 イタリアのローマ(Rome)に拠点を置くクビアトは決定を受けて、「素晴らしいニュースだ。夢が現実になった。このチャンスを与えてくれたレッドブルとトロ・ロッソに感謝したい」と喜びを語った。

 レッドブルはマーク・ウェバー(Mark Webber)が今季限りでチームを去ることから、過去3度の世界チャンピオンに輝いているセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)の2番手として来季からリカルドを後任に迎えることを9月に発表していた。

 トロ・ロッソは今季のコンストラクターズ争いで31ポイントを獲得しており、第16戦インドGP(Indian Grand Prix)を前に総合8位につけている。(c)AFP