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「ベツレヘム」と刻まれた最古の遺物を発見、粘土製の印章 イスラエル

2012年5月24日 12:51 発信地:エルサレム/中東・アフリカ

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「ベツレヘム」と刻まれた最古の遺物を発見、粘土製の印章 イスラエル
イスラエルのエルサレム(Jerusalem)旧市街近くにある遺跡「ダビデの町(City of David)」で発掘された、「ベツレヘム(Bethlehem)」という単語がある粘土製の印章の破片(2012年5月23日提供)。(c)AFP/ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY/CLARA AMIT

【5月24日 AFP】エルサレム(Jerusalem)の発掘現場で、「ベツレヘム(Bethlehem)」という単語がある小さな粘土製の印章が発見された。聖書に登場するこの古代都市の存在を示す最古の証拠だとみられている。

 イスラエル考古学庁(Israel Antiquities AuthorityIAA)は23日、「聖書で言及されている都市ベツレヘムの存在を具体的に示す証拠を含む初の古代遺物が、このほどエルサレムで発見された」と発表した。

 発見されたのは文書などに封をする際に使われた「ブラ(bulla、公文書用印章)」と呼ばれる粘土製の印章の一部で、エルサレム旧市街(Old City)の南壁のすぐ外側にある遺跡「ダビデの町(City of David)」で発掘された。大きさは1.5センチほどで、印章の表面には古代ヘブライ文字で「ベツレヘム」と書かれているという。

 発掘作業を率いるEli Shukron氏は、「聖書以外で、第一神殿時代に書かれたものからベツレヘムという名前が見つかったのは初めて。ベツレヘムは確かにユダ王国の都市であったこと、さらにそれ以前の時代から存在していた可能性を示す証拠だ」と述べている。

 同氏によればこの印章は、紀元前8世紀後半から紀元前7世紀にかけてのユダ王国の税制の中で、ベツレヘムからエルサレムの王に送られた税務文書に使用されていたものだという。

 エルサレムからすぐ南のヨルダン川西岸にあるベツレヘムは、旧約聖書の「創世記」の中で族長ヤコブ(Jacob)の妻ラケル(Rachel)が埋葬された地として初めて登場する。また新約聖書ではイエス・キリスト(Jesus Christ)の生誕地だとされている。(c)AFP

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