【4月24日 MODE PRESS】ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT(ユーティー)」が、発売開始から10周年を迎えた。これを記念し、今年度は約50もの人気キャラクターやブランド、企業とコラボレーションを企画。人気写真家レスリー・キー(Leslie Kee)を迎えたチャリティ写真展や、グローバルな「着こなしコンテスト」など、より多角的なブランド展開に力を入れていく。

■唯一無二のTシャツブランドへ

 ユニクロは、03年に“究極のベーシックカジュアル”であるTシャツにフォーカスした「ユニクロ Tシャツプロジェクト」をスタート。Tシャツをひとつのメディアとして捉え、世界中のクリエーターやブランドとコラボレーションしたグラフィックTシャツを販売してきた。07年には、佐藤可士和(Kashiwa Sato)をクリエイティブディレクターに迎え、Tシャツブランド「UT」として新たにスタート。国際デザインコンペ「UT GRAND PRIX」の開催や、東日本大震災チャリティTシャツの発売など、さまざまな取り組みを通じ、唯一無二のブランドとして成長を遂げた。

■今年の「UT」は約50コンテンツ

 今年度は、過去10年の中から人気のデザインを復刻した「アニバーサリー シリーズ」をはじめ、「スヌーピー(SNOOPY)」「ワンピース」といった人気キャラクター、「アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)」「デヴィッド・リンチ(David Lynch)」といった芸術界の巨匠、鉄道マニア待望の「JR」など、メモリアルイヤーにふさわしい約50コンテンツを展開。合計で1000以上の色柄を揃え、2000万枚以上の販売を目指す。

 さらに、フェイスブック(Facebook)と連動したファッションコミュニティサイト「UNIQLOOKS」上で、UTを着用したコーディ ネート写真の投稿を世界中から募る「UTスタイルコンテスト」を初開催。グランプリには、賞金1万ドル(約80万円)が贈られる。

■子宮頸がん予防チャリティも

 Tシャツを通じたチャリティも、より積極的に実施していく。4月下旬からは、「UT」とセレクトショップ「キットソン(kitson)」、「ハローキティ」のトリプルコラボ・チャリティTシャツ「ハローキットソン」を販売し、売上1枚につき30円を子宮頸がん予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」に寄付。

 また、「UT」と「キットソン」のコラボTシャツを着用した著名人親子を、人気写真家レスリー・キーが撮りおろしたチャリティ写真展 「SUPER MAMA」を、5月6日までユニクロ銀座店のイベントスペースで開催。会場限定で、写真集「SUPER MAMA」(限定1000部、5000円)を販売し、収益を「ハロースマイル」の活動にあてる予定だ。

【イベント情報】
■チャリティ写真展「SUPER MAMA」
日程:4月24日(火)~5月6日(日)
場所:ユニクロ銀座店 12階 営業時間:11時~21時
(c)MODE PRESS

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