【2月16日 AFP】欧州連合統計局(Eurostat)が15日発表したユーロ圏17か国の2011年第4四半期(10~12月)の実質域内総生産(GDP、速報値)は、前期比0.3%減(前期は0.1%増)だった。

 ユーロ圏のマイナス成長は、09年第2四半期以来となる。金融危機に直面するユーロ圏が今年、景気後退へ向かう明確な兆候だといえる。11年通年では前年比1.5%増だった。

 英国などを含むEU全体の11年第4四半期GDPは0.3%減。11年通年では1.6%増だった。(c)AFP