【12月31日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)は30日、アントワーヌ・コンブアレ(Antoine Kombouare)監督の退任と、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)氏の新監督就任を発表した。

 過去にイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)を率いたアンチェロッティ監督は、パリ・サンジェルマン(以下PSG)と2年半の契約を結び、推定600万ユーロ(約6億円)から700万ユーロ(約7億円)とされる年俸は、フランスで指揮を執る監督の中で最高額となる。

 アンチェロッティ監督は1月1日に中東で行われるPSGの冬合宿に合流し、8日に行われるフランス杯2011-12(Coupe de France 2011-12)のロクミネ・サンコロンバン(Locminé Saint-Colomban)戦で公式戦初采配を振るう。

 またPSGは、ミランで2度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を果たしているアンチェロッティ監督のアシスタントコーチに、昨シーズンまでクラブに在籍し現役引退を発表した元フランス代表のクロード・マケレレ(Claude Makelele)氏が就任することを発表した。(c)AFP/Yann Bernal