【4月22日 MODE PRESS】スーパーモデルのシンディ・クロフォード(Cindy Crawford)が、現代のモデルに思うことと自身の今について語った。

 シンディは、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)やクリスティ・ターリントン(Christy Turlington)といったスーパーモデルとともに90年代に一世を風靡した。しかし、シンディは「当時のモデル業は現代ほどハードなものではなかった」ように感じるという。

 「歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift)が化粧品ブランド『カバーガール(COVERGIRL)』の広告に起用されているのを見て、いまのモデルたちが仕事を掴むのは難しいと感じたわ。モデルにも歌や演技が求められる。モデルにしかできない特定の仕事があまりないように思えるわ」とシンディ。また、「私がモデルをしていた時代は6サイズ(日本サイズ9号)が通常だったけど、現代では2や0サイズに変化しているわね」と残念な様子で語った。

 シンディは、現在45歳。モデル絶頂期と同じ姿でいたいと願うときも度々あったが、今は夫のランディ・バーガー(Rande Gerber)と、その間に授かったふたりの子供プレスリー(11歳)とカイア(9歳)の方がより大事だという。

 パレード・マガジン(Parade Magazines)のインタビューに対し、「幸せな生活をしていれば、それは確実に顔に表れてくる。自分の仕事を楽しんでいて実りある生活を送っていれば、眉間のしわより笑いじわの方が多くなると母がよく言っていたわ」とシンディ。さらに、「20年前のような姿にはもう戻れない。時々、あの頃に戻れたらと思い、少し胸が痛むわ。でも同時に、子どもたちが成長する様子や夫を見て、これまで生活を共にしてきたことを思うの。すると、小じわや重力に負けそうな体のパーツも簡単に許せてしまうのよ」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS

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