【2月12日 MODE PRESS】10/11年秋冬コレクションの開幕を控えた米ニューヨーク市内で8日、震災に苦しむハイチを支援するチャリティ・イベント「Hope Help & Relief Haiti」が開催された。デザイナーのダナ・キャラン(Donna Karan)、歌手のメアリー・J・ブライジ(Mary J. Blige)、音楽プロデューサーのアンドレ・ハーレル(Andre Harrell)、ホテル・オーナーのアンドレ・バラス(Andre Balazs)がホストを務めた。

■ホスト、キャランのコメント

 キャランは「今日は、活動がスタートする日です。一夜限りのイベントではありません」と挨拶。さらに、今回のチャリティ・キャンペーン“Tents Today, Home Tomorrow”について「ファッション、音楽、そしてアート業界がハイチのためにと今ここに集結しています。この活動では、1000ドル(約9万円)でテントを、そして6000ドル(約54万円)で家を買うことができます。目標は、持続可能なコミュニティを築くことです」と語った。
 
■大物ゲストが多数

 会場となったアーバン・ゼン(Urban Zen)には、デザイナーのキャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)やカルバン・クライン(Calvin Klein)、米「ヴォーグ(VOGUE)」のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長、アーティストのラッセル・シモンズ(Russell Simmons)、ミュージシャンのパティ・スミス(Patti Smith)など大物が続々登場。

 ヘレラは「キャランは本当に素晴らしい人よ。彼女の手にかかれば、今夜のイベントも10分もあれば実現してしまうの。今日はブライジのパフォーマンスなど、音楽もとても楽しみにしているわ!」と笑顔で話した。

■豪華なステージ

 ディナー中には豪華ステージが繰り広げられた。まず、女優のウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)がオークション司会者として登場。続いて、ハイチ出身のミュージシャンのワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)が演説を行うと、ブライジがソウルフルな歌を歌いながら登場。力強いパフォーマンスで会場を魅了した。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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