【11月15日 AFP】パキスタン北西辺境州のペシャワル(Peshawar)にある警察の検問所で14日、自動車爆弾による自爆攻撃があり、地元当局者によると少なくとも11人が死亡した。

 ペシャワルでは連続2日目の自爆攻撃。警察検問所で呼び止められた男が自爆したとされており、死者のうち2人は警官だった。検問所の担当者の目撃情報によると、警官の1人が検問所を通過した不審な黒い車両を呼び止め、その後運転していた男が警官と口論を始めた時、突然爆発が起きたという。検問所担当者はその爆風で倒れ、肩に爆弾の破片がつきささったと話している。
 
 ペシャワル付近では前日13日にも2件の自爆攻撃が起きている。パキスタン情報機関「三軍統合情報部(Inter Services IntelligenceISI)」の地域本部ビルでの自爆攻撃では、少なくとも17人が死亡、39人が負傷。また、同市南西のバンヌ(Bannu)郊外での自爆攻撃では、8人が死亡している。(c)AFP/Lehaz Ali