【10月29日 AFP】(写真追加、記事更新)09MLBワールドシリーズ(7回戦制)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)対フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)第1戦。試合は2連覇を目指すフィリーズが6-1で快勝し、初戦を白星で飾った。

 フィリーズはチェイス・アトリー(Chase Utley)が2本のソロ本塁打を放ち、投げては先発のクリフ・リー(Cliff Lee)が好投した。

 リーは、強打者のそろうヤンキース打線から10個の三振を奪い、6安打1失点(自責0)に抑えて完投勝利を挙げた。

 3回と6回にヤンキースの先発C・C・サバシア(C.C. Sabathia)から本塁打を放ったアトリーは、プレーオフでの連続出塁試合を26に伸ばしている。

 2点をリードしたフィリーズは、8回にラウル・イバネス(Raul Ibanez)の2点適時打で追加点を挙げると、9回にはシェーン・ビクトリーノ(Shane Victorino)とライアン・ハワード(Ryan Howard)の適時打でさらに2点を追加し、勝利を決定づけた。

 ヤンキースの松井秀喜(Hideki Matsui)は6番・指名打者で出場し、3打数1安打だった。(c)AFP