【8月7日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)監督は6日、ニュージーランドとの親善試合でアリエル・オルテガ(Ariel Ortega)を招集すると発表した。

 9月30日に行われる同試合でアルゼンチン代表は、オルテガを含め国内リーグに所属する選手だけで構成されることになる。

 オルテガはW杯に3度出場して名をはせたが、その一方でアルコール依存症という不名誉を背負っており、今回マラドーナ監督は、35歳の同選手が長きにわたってアルコール依存症を克服しようと奮闘する中で招集に踏み切った。

 アルゼンチンのラジオ・ミトレ(Radio Mitre)に対しマラドーナ監督は「オルテガをメンバーに招集するつもりだ。アリエルは治療を受け、トレーニングを継続している」と語っている。

 オルテガと同様に、現役時代の輝かしいキャリアの一方でコカインの使用や荒れたライフスタイルにより体重が激増し、深刻な健康問題に苦しむなど大きく評判を落としたマラドーナ監督だが、そのような困難な時期にこそ家族の大切さを思い出すことが不可欠だと語っている。

 マラドーナ監督は「彼(オルテガ)はもっと子供たちのことを考えるべきだ。(マラドーナ監督の娘)ダルマ(Dalma)とジャンニーナ(Gianinna)には私のそばで大いに力になってもらった。彼もそうすればきっとこの状況を抜け出すことができる」と語っている。

 W杯では1994年大会でマラドーナ監督と共にプレーし、続く1998年大会、2002年大会にも出場したオルテガは、欧州ではスペインのバレンシア(Valencia CF)、イタリアのサンプドリア(Sampdoria)とパルマ(Parma AC)、トルコのフェネルバフチェ(Fenerbahce)でプレーしている。

 代表復帰についてオルテガは「とても幸せだ。アルゼンチン代表のユニフォームに再び袖を通すことは、私にとって大いにプラスになるだろう」と語っている。(c)AFP