【6月30日 AFP】浜田靖一(Yasukazu Hamada)防衛相は30日、ソマリア沖の海賊対策として、7月6日に新たに2隻の護衛艦を派遣すると発表した。海賊対処法の施行後は、護衛対象や武器使用基準を拡大する。

 護衛艦2隻は、乗員420人を乗せ、3月以降アデン湾(Gulf of Aden)で活動していた2隻の護衛艦と交代する。

 海賊対処法は国会で6月に成立。7月24日に施行される。同法のもとでは、海賊の脅威にさらされている日本以外のすべての民間船の護衛も可能となるほか、武器使用基準も一部緩和される。(c)AFP