【9月28日 AFP】サッカー、07-08フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)のエリック・ゲレツ(Eric Gerets)新監督が就任記者会見に出席した。

 27日(現地時間)の朝、マルセイユに到着したゲレツ新監督は、チーム関係者と顔合わせを行い、記者会見後には初練習に臨んだ。ゲレツ新監督はこれから数日を掛けて選手一人一人と面談を行っていくことを示唆し、「私は選手たちと多く会話を持つ監督で、いつでも話せるようにしている。公の場では選手を批判することは無いが、ピッチ内外での規律をしっかり守ってもらわなければ困る。それに、私は暴君とは全く違うが戦術の面ではかなり厳しくいく」と語った。

 元ベルギー代表のDFを務めたゲレツ監督は「ツートップの後ろに10番の選手を置く」4-4-2のフォーメーションを好むが、「チームの状況が良いのであれば今のフォーメーション(4-2-3-1)のような形でも戦える。チームが必要とするポジションに選手の才能が見合っていないように思う」と語り、リーグ戦9試合を終えて1勝4敗4分けの勝ち点7で16位に沈むチームが狙う来季の欧州カップ戦出場の目標に向け巻き返しを誓った。

 ゲレツ新監督はベルギーのスタンダール・リエージュ(Standard de Liege)、オランダのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)、ドイツのカイザースラウテルン(Kaiserslautern)、そしてトルコのガラタサライ(Galatasaray)などで指揮を執った経験がある。

(c)AFP