【オークランド/米国 11日 AFP】06-07NBA、西カンファレンス・プレーオフ準決勝、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)vsゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)、第3戦。試合はウォリアーズが125-105でジャズに勝利し、通算成績を1勝2敗とした。

 ウォリアーズはジェイソン・リチャードソン(Jason Richardson)が「これが我々のやり方さ」と語ったように前半終了時までに50パーセントを超えるシュート成功率で11本もの3ポイントシュートを決めた。これは2003年にダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)がサクラメント・キングス(Sacramento Kings)から挙げたプレーオフ記録に並ぶスコアである。

 これで勢いに乗ったウォリアーズは、ゲームハイの32得点を挙げたバロン・デイビス(Baron Davis)がプレーオフでの自己最高となる6スティールを記録し攻守に渡る活躍を見せ、さらにはジェイソン・リチャードソン(Jason Richardson)が5本の3ポイントシュートを含む25得点、4本の3ポイントシュートを決めたアル・ハリントン(Al Harrington)が15得点を挙げてチームの勝利に貢献した。

 一方、今季のプレーオフでロードでの試合は僅か1勝しか挙げていないジャズは、カルロス・ブーザー(Carlos Boozer)が19得点11リバウンドでダブルダブルを記録するものの、アンドレイ・キリレンコ(Andrei Kirilenko)、メメット・オコワー(Mehmet Okur)がそれぞれ15得点を挙げるのが精一杯だった。

 写真は、ウォリアーズのヘッドコーチ、ドン・ネルソン(Don Nelson、左)とリチャードソン(右)から祝福を受けるデイビス(中央)。(c)AFP/Getty Images Justin Sullivan