【シドニー/オーストラリア 10日 AFP】シドニーのタロンガ動物園(Taronga Zoo)で保護されている、極めて希少な種とされるペンギンが「お見合い」に臨もうとしている。「Munroe」と名付けられたオスのペンギンは絶滅危ぐ種のフィヨルドランド・クレステッド・ペンギン(Fiordland Crested Penguin、学名:Eudyptes pachyrhynchus、和名:キマユペンギン)。Munroeはシドニー近郊の浜辺に打ち上げられているところを発見され、タロンガ動物園に保護された。同動物園は世界で唯一、同種のメスのペンギン2羽を飼育しており、絶滅危ぐ種の繁殖プログラムの一環としてMunroeとメスたちをお見合いさせることになった。写真は10日、同動物園でMunroeの存在を察知し、隣のおりで鳴く2羽のメスのフィヨルドランド・クレステッド・ペンギン「Chalky」(左)と「Milford」(右)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD