【7月10日 AFP】パキスタン北西部の部族地域モハマンド(Mohmand)地区Yakaghundで9日発生した自爆攻撃と自動車爆弾による爆発で、地元当局者は10日、死者数が102人になったと発表した。2009年10月に北西部ペシャワル(Peshawar)の市場で自動車爆弾が爆発し125人が死亡した事件以来、パキスタンで最悪の死者数となった。

 9日に買い物客で混雑した市場で爆弾が爆発し、政府建物や商店が倒壊。多数が下敷きになった。

 これまで地元当局は死者数を65人と発表していたが、地元当局の責任者は死者数が102人に急増したと発表。AFPに対し現場から遺体が収容されたほか、夜のうちに病院で死亡した犠牲者もいたと語った。また、別の地元当局高官は、複数の病院で98人が治療を受けており、重体の者もいると語った。(c)AFP/Lehaz Ali

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