【7月9日 AFP】パキスタン北西部の部族地域モハマンド(Mohmand)地区Yakaghundで9日、行政施設の外にある市場で自爆攻撃があり、地元当局によると買い物客など55人が死亡、100人以上が負傷した。当時市場はにぎわっており、破壊された店舗の下敷きになった人も多いとみられる。

 攻撃は1人の自爆犯と車爆弾によるものとみられる。目撃者によると、爆発で行政施設や店舗のほか、刑務所も破壊された。

 モハマンド地区はアフガニスタン国境に近い7つの部族地域の1つ。米政府はこれらの部族地域がアルカイダ(Al-Qaeda)の拠点になっており、世界で最も危険な地域だとしている。(c)AFP