【9月8日 AFP】テニスの4大大会(グランドスラム)今季最終戦、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2010)は7日、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が準々決勝に進んだ。

 ナダルはフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)とのスペイン勢対決を6-3、6-4、6-4で制し、今大会1セットも落とさず8強入りを果たした。

 準々決勝でナダルは、再び同国のフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)と対戦する。ナダルとベルダスコは過去10度対戦しているが、ナダルがすべて勝利している。
 
 ベルダスコは、ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)との4時間23分に及ぶフルセットマッチを5-7、6-7、6-3、6-3、7-6の逆転で制した。

 第20シードのサム・キュエリー(Sam Querrey、米国)は、フルセットの末、第25シードのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)に6-7、7-6、5-7、6-4、4-6で敗れた。この結果、地元米国の男子勢はシングルスで全滅した。米国の男子選手が同大会シングルスで8強入りしなかったのは、2年連続。

 一方、勝利したワウリンカは4大大会で初の準々決勝進出を果たした。前日、第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)も8強入りしており、オープン化以降初めて、スイス人選手2人が4大大会で準々決勝に進んだ。

 第12シードのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)はトミー・ロブレド(Tommy Robredo、スペイン)を7-5、6-2、4-6、6-4で破り、4年ぶりの8強入りを果たした。(c)AFP