【7月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は25日、アジア遠征中のインドネシア・ジャカルタ(Jakarta)でインドネシア・オールスターズ(Indonesia All-Stars)と親善試合を行い、8-1で勝利した。

 実力を発揮したチェルシーがインドネシア・オールスターズに大勝し、復帰したジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督体制で臨んだアジア遠征を全勝で終えた。

 チェルシーはラミレス(Ramires Santos do Nascimento)と期限付き移籍から復帰したロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)がそれぞれ2得点を挙げて大勝を演出し、インドネシア・オールスターズはトマーシュ・カラス(Tomas Kalas)のオウンゴールで1点を返すのがやっとだった。

 エデン・アザール(Eden Hazard)のPKで先制したチェルシーは、主将のジョン・テリー(John Terry)は得意のヘディングで得点を奪い、17歳のベルトラン・トラオレ(Bertrand Traore)が美しいゴールを決め、デンバ・バ(Demba Ba)も追加点を記録した。

 タイ・バンコク(Bangkok)、マレーシア・クアラルンプール(Kuala Lumpur)での親善試合に勝利し、最後は大量得点でアジアツアーを締めくくったチェルシーは、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を経て復帰したモウリーニョ監督による陣容の見極めが続いている。

 チェルシーはこの後、米国へ向かい、モウリーニョ監督が以前に率いたインテルなどとの親善試合を行い、8月中旬のプレミアリーグ開幕に備える。(c)AFP