【3月19日 AFP】11-12スペイン1部リーグは18日、第28節の試合が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は後半ロスタイムにサンティ・カソルラ(Santi Cazorla)に同点ゴールを許し、マラガ(Malaga CF)と1-1で引き分け、2位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差は8に縮まった。

 前半35分にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が先制点を挙げたレアル・マドリードだったが、試合終盤にマラガのカソルラに直接フリーキック(FK)で同点ゴールを決められ、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でリーグ戦12連勝を逃した。

 一方、ロベルト・ソルダド(Roberto Soldado)がハットトリックの活躍を見せたバレンシア(Valencia CF)が3-0でアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)に快勝し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権が獲得できる3位の座を固めた。

 レバンテ(Levante)はシャビ・トーレス(Xavi Torres)が後半ロスタイムに決勝点を挙げ、ビジャレアル(Villarreal FC)に1-0で勝利し、リーグ4位に浮上した。敗戦を受けてビジャレアルは、1月に就任したばかりのホセ・フランシスコ・モリーナ(Jose Francisco Molina)監督の解任を発表している。

 アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は、ラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が得点を記録したもののペナルティーキック(PK)を失敗しており、マジョルカ(Mallorca)に2-1で敗れた。(c)AFP/Tim Hanlon