【6月20日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)は19日、グループAの2試合が行われ、日本は3-4でイタリアに惜敗した。

 この結果、グループAはイタリアとブラジルの準決勝進出が確定し、日本とメキシコの敗退が決まった。

 アジア王者の日本は、前半21分に本田圭佑(Keisuke Honda)のPKで先制すると、同33分に香川真司(Shinji Kagawa)が追加点を挙げ、イタリアにとっては2点のリードを奪われる苦しい展開を強いられた。

 しかしながら、前半終了間際にダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)のゴールで1点を返したイタリアは、後半開始直後に内田篤人(Atsuto Uchida)のオウンゴールで同点に追いつくと、その後マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)のPKで逆転に成功した。

 日本は後半24分に岡崎慎司(Shinji Okazaki)のゴールで同点に追いついたものの、イタリアは同41分にセバスティアン・ジオビンコ(Sebastian Giovinco)が決勝点を挙げた。

 試合後に日本代表を率いるアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督は、「われわれは勝ち点を手にしていなかったため、この試合に勝たなければならなかった」と語った。

「今大会はチームをより成熟させ、国際大会での経験値を得るためにとても役立った。経験の差は明らかだったが、劣っていたとは思わない」

「試合はとてもエキサイティングだったし、イタリア人としては1970年のW杯メキシコ大会準決勝でイタリアが4-3でドイツに勝った試合を思い出した」

「何度もチャンスを作り出したことに満足している。選手たちには残念な結果となったが、この試合の勝者はそれに最も値するチームだ。私は今大会でイタリアが優勝することを望んでいる」

(c)AFP/Chris Wright