【10月14日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のフォワード(FW)マルティン・パレルモ(Martin Palermo)は13日、2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の本大会出場を確定させるために全力を出し切り、14日の南米予選最終戦でウルグアイを打ち破ると意気込みを語った。

 ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)監督の下でアルゼンチンは、予選17試合を終え6敗を喫するなど、安定感のない戦いを耐え忍んでいる。

 敵地モンテビデオ(Montevideo)でウルグアイに勝てなければアルゼンチンは、5位に後退し北中米カリブ海最終予選4位のチームとのプレーオフに回るか、もしくはそれ以下の順位で予選敗退となる。

 南米予選は第17節を終え、勝ち点25でアルゼンチンが4位、同24でウルグアイが5位、同23でエクアドルが6位につけており、3チームすべてが自動的に本大会の出場権が得られる4位に入る可能性を残している。

 10日のチリとの予選で劇的な決勝点を決めたパレルモは、アルゼンチン代表は必要な勝ち点3を得るために最後まで全身全霊をかけて戦うとし、「スタイルに固執せず、確実に勝つということをシンプルに考えなければならない。自分たちの全力を出し切って、W杯出場という喜びをアルゼンチンに届けたい。自分たちが予選を突破するのを夢見ているから、ベンチで試合開始を迎えても構わない」とコメントしている。(c)AFP

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