【6月30日 AFP】スペイン警察当局は29日、コカイン密売容疑でサッカー元スペイン代表選手1名ほか30名を逮捕したことを発表した。

 逮捕されたホセ・ルイス・カミネロ(Jose Luis Perez Caminero)容疑者は、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)やレアル・バジャドリード(Real Valladolid)に在籍し、1990年代にはスペイン代表にも選出されていた。同容疑者はコカイン密売とマネーロンダリング(資金洗浄)により逮捕されたと伝えられている。

 ほか30名はマドリード(Madrid )とほか3都市で行われた強制捜査で逮捕された。

 当局は7台の高級車、570キログラムのコカインと現金200万ユーロ(約2億7000万円)を押収し、コカインはコロンビアとメキシコからスペインに持ち込まれたと発表している。(c)AFP