【2月6日 AFP】11-12イタリア・セリエAは5日、第22節の試合が各地で行われ、首位ユベントス(Juventus)と2位ACミラン(AC Milan)は共に引き分けに終わった。

 ユベントスは下位に沈むシエナ(AC Siena)と0-0で引き分け、ACミランもナポリ(SSC Napoli)とスコアレスドローに終わった。

 ミランは後半途中にズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がナポリのサルヴァトーレ・アロニカ(Salvatore Aronica)に暴力行為を働き退場処分を受けた。イブラヒモビッチは、チームメイトのアントニオ・ノチェリーノ( Antonio Nocerino)の背後からアロニカを叩いた。アロニカはすぐさま、なぜかノチェリーノを叩いたものの、処分を受けることはなかった。

 一方、試合の主導権を握っていたユベントスは、GKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)がシエナのレジナウド(Reginaldo)の決定的なシュートを防ぎ、勝ち点1を手にした。

 3位のウディネーゼ(Udinese)が2-3でフィオレンティーナ(Fiorentina)に、4位のラツィオ(SS Lazio)が2-3でジェノア(Genoa CFC)に敗れた。また、6位につけるASローマ(AS Roma)が4-0で5位のインテルを下し、この日行われたリーグ戦で上位7チームの中で勝利を挙げたのは唯一ローマのみだった。

 ローマは、ファビオ・ボリーニ(Fabio Borini)が2得点を挙げるなどし、10-11シーズンにローマの指揮を執っていた現インテルのクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督は、凱旋を飾ることはできなかった。

 インテルは、7連勝後のリーグ戦3試合で2敗1分けとなっている。(c)AFP/Barnaby Chesterman