【1月28日 AFP】NFLプロボウル2013(NFL Pro Bowl 2013)は27日、米ハワイ(Hawaii)州のホノルル(Honolulu)で行われ、NFC選抜が62-35でAFC選抜に勝利した。

 NFC選抜はシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)のQBラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)が3本タッチダウンパスを決める活躍などで、オールスターゲームに大勝した。

 この勝利でNFC選抜は、通算対戦成績を22勝21敗としてAFCを一歩上回るとともに、前シーズンにAFC選抜が挙げた59得点を超えるスコアを記録して、プロボウルの最多得点を更新した。

 新人ながら先発QBとしてシーホークスをプレーオフ進出へ導いたウィルソンは、ダグ・マーティン(Doug Martin)、ラリー・フィッツジェラルド(Larry Fitzgerald)、ヴィンセント・ジャクソン(Vincent Jackson)へタッチダウンパスを通した。前半の段階で31対14とリードしていたNFC選抜は、ウィルソンの第3クォーターのこの3本のタッチダウンパスでAFC選抜にとどめを刺した。

AFC選抜では、12回目のプロボウル出場を果たしたデンバー・ブロンコス(Denver Broncos)のペイトン・マニング(Peyton Manning)がタッチダウンパスを1つ決めた。また11シーズンの第46回スーパーボウル(Super Bowl XLVI)覇者ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)からNFC選抜の一員として出場したマニングの弟イーライ・マニング(Eli Manning)も、2タッチダウンパスを決めている。

 最優秀選手(MVP)には、ミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)のTEカイル・ルドルフ(Kyle Rudolph)が選出された。ルドルフは前半最後のプレーで3ヤードのタッチダウンレシーブを決めるなど、レシーブを5回成功させて122ヤードを獲得した。(c)AFP