【10月14日 AFP】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記の三男で後継者に決定した金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)氏の側近が2009年、長男の金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏を襲撃する計画を立て、中国から警告を受けていたと、朝鮮日報(Chosun Ilbo)が13日報じた。

 朝鮮日報は政府筋の情報として伝えたところによると、09年1月に金総書記が正恩氏を後継者に内定した後、正恩氏の側近が「おしゃべりな」正男氏に業を煮やし襲撃を計画。しかし、中国側から「わが国の領土では(正男氏に)接触するな」と警告を受けたという。

 正男氏は、父親の寵愛を失ってからは、中国の北京(Beijing)やマカオ(Macau)に生活の拠点を移しており、中国共産党幹部の子弟のエリート集団「太子党」と親交が深いとされている。(c)AFP

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