【6月13日 AFP】12日に投票が行われたイラン大統領選で再選を目指すマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領陣営は13日、勝利宣言を行った。最新の公式途中経過では、ライバルの穏健派のミルホセイン・ムサビ(Mir Hossein Mousavi)元首相を大きく引き離している。

 ファルス(Fars)通信はアフマディネジャド大統領陣営の選挙活動責任者Mojtaba Samareh Hachemi氏の発言として、「途中経過によるとアフマディネジャド大統領とその他の候補者の差は非常に大きく、わが陣営の勝利を疑う声があるとすれば大衆は冗談だと思うだろう」と伝えた。

 中央選挙管理委員会のキャムラン・ダーネシュジュー(Kamran Daneshjoo)委員長によると、開票率77%時点のアフマディネジャド大統領の得票率は65%と、2位のムサビ元首相の約32%を大きくリードしている。 投票者数は3500万人を超え、投票率は75-80%程度とみられるという。(c)AFP