【1月1日 AFP】(写真追加)オーストラリアのシドニー(Sydney)からアラブ首長国連邦のドバイ(Dubai)まで、世界各地の都市は華やかな花火で新年を迎えた。

 心地よい夏の夜となったシドニーは、歌手のカイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)が企画大使を務め、690万ドル(約6億円)をかけた年越し花火大会で新年を祝った。新年を迎えた瞬間に空を埋め尽くす花火が上がると、集まった人たちから大きな歓声が上がった。

 1日の午前0時になるタイムゾーン(時間帯)が西に移動するにつれ、アジアの国々も新年を迎えた。ミャンマーのヤンゴン(Yangon)では初めて、仏塔シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon Pagoda)で新年のカウントダウンと花火のイベントが行われ、民政移管後の国の開放が進んでいることを印象付けた。このイベントには推定で約5万人が集まった。

 ドバイにある世界で最も高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)」はプラハ交響楽団(Prague Philharmonic Orchestra)が演奏する中、828メートルのビルがさまざまな色の花火で彩られた。(c)AFP