【4月11日 AFP】インドネシア・東ジャワ(East Java)の小都市バトゥ(Batu)で、市内のマッサージパーラーで働く女性従業員のズボンに「貞操帯」のような南京錠を掛ける試みが物議を醸している。

 ムティア・ハッタ(Meutia Hatta)国務相(女性問題担当)が10日、「女性蔑視(べっし)だ」と発言したことが騒ぎの発端になった。

 バトゥでは、マッサージパーラーはしばしば売春宿として利用されている。ハッタ国務相は英字紙ジャカルタ・ポスト(Jakarta Post)に対し「売春行為を防ぐ上で適切な方法とは言えない。まるで女性側に責任があるかのよう。女性蔑視だ」と語った。

 同紙によれば、市当局は観光都市としての評判を守るため、各店舗に南京錠の使用を指導したという。現在では市内の全20店舗のほとんどで南京錠が活用されている。
 
 南京錠を最初に採用した店のオーナーもAFPの取材に対し「客の中にはひどく無礼な人もいる。南京錠は従業員の安全のために取り入れた」と語った。(c)AFP