【11月18日 AFP】独日刊大衆紙ビルト(Bild)は17日、ベルリン(Berlin)の精肉業者らが共同で欧州特許庁(European Patent Office)に「カレーソーセージ」の特許を申請したと報じた。

 特許申請手続きが完了するまでには2-3年を要するが、特許申請の目的は、同地で発明された郷土料理を「地理的に」守るためだという。

 1949年、ベルリン在住のHerta Heuwerさんによってカレーソーセージは発明された。Heuwerさんは、当時の西ベルリンで毎日休むことなく軽食を販売していた。Heuwerさんの屋台は名物となり、現在、屋台があった場所は銘板で記されている。

 カレーソーセージは、細かく切って揚げた豚肉ソーセージに、ケチャップ、カレー、濃縮トマトをかけたもので、たいていは小さな紙の容器に載せられ、カクテルスティックを使って食べる。フライドポテトやポテトサラダ、ロールパンと一緒に食されることもしばしば。

 多くの人はインビス(Imbisse、ドイツのファーストフード店)などで外食するのを好む。(c)AFP