【12月30日 AFP】香港(Hong Kong)のUFO研究機関が、UFO研究コース開設を中止したとして香港大学(University of Hong Kong)を強く批判している。

 地元紙の蘋果日報(Apple Daily)が29日伝えたところによると、香港大学を批判しているのは、地元のUFO研究機関「Hong Kong Institute of Ufology」。同機関と香港大学は今年9月、共同プロジェクトとして、同大学の選択科目としてUFO研究コースを開設することになっていた。

 同機関のMoon Fong氏によると、UFO研究コースは、一部の教職員がその内容に難色を示したため、開設が延期され、後日開設することで協議が行われていたという。

 同氏はAFPに対し、「大学の一部の理学部教授陣が、同コースがUFO専門家の意見しか反映されないものになる可能性があるとして懸念を示したが、彼らはUFO研究が香港大学の看板学部になる可能性について懸念しているだけだと、われわれはみている」と語った。

 Fong氏は、同研究機関がUFO研究コースが開設されなかったことに失望しているとするとともに、今回の一件は、外国の学術機関などでも共通の問題となっているUFO研究に対する抑圧だと強調した。

 一方、香港大学のAlbert Chau教育部長は、「一部の教員の提案を受け入れ、コース開設について再検討することを決めた」と語り、コース開設の中止に際し圧力は一切なかったとした。

 同部長によると、大学側はコース開設について、同機関との協議を続けているという。だが、開設日時やコースの形態などは決まっていないと述べた。(c)AFP