【6月13日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は12日、マイクロブログ最大手の米ツイッター(Twitter)の機能「ハッシュタグ」を、自社サイトに導入した。これにより、世界に10億人以上いるフェイスブックユーザーは、関心があるトピックに関する投稿を簡単に検索することができるという。

 同社のプロダクトマネジャー、グレッグ・リンドリー(Greg Lindley)氏はブログへの投稿で次のように述べている。「これまで、今何が起きているか、そして人々が何を話題にしているかを、広い視点で見るための簡単な方法はなかった」「インスタグラム(Instagram)、ツイッター、タンブラー(Tumblr)、ピンタレスト(Pinterest)といったサービスと同様、フェイスブックのハッシュタグも、投稿にコンテクストを追加したり、より大きな議論の一部だということを示したりできる」

 この機能は、投稿文に「#」(シャープ)と短いキーワードを組み合わせた「ハッシュタグ」を入れることにより、話題ごとに投稿を分類するもの。これを開発したツイッターの功績で、シャープ記号はいまやインターネット時代の文化の一部となっている。

 リンドリー氏によると、フェイスブック上では、ハッシュタグに基づいた検索や、ハッシュタグをクリックすることにより、そのカテゴリー内の投稿を一覧表示させることができるようになる。(c)AFP