【2月24日 AFP】欧米のIT企業や報道機関へのサイバー攻撃が相次いでいる中、米ソフトウエア大手マイクロソフト(Microsoft)は22日、サイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

 同社の「信頼できるコンピューティング(Trustworthy Computing)」チームのマット・トムリンソン(Matt Thomlinson)ゼネラルマネージャーはブログで「フェイスブック(Facebook)とアップル(Apple)によって報告されたのと同様に、マイクロソフトも最近、類似のセキュリティー侵害を受けたことを確認した」と述べた。

 調査の結果、Macビジネスユニットの一部を含む少数のコンピューターが、他社によって報告されたものと同様の技術を使用した悪意のあるソフトに感染していたことが分かったという。トムリンソン氏によると顧客データが盗まれた証拠は見つかっていないが、調査は続けられている。

 アップルは19日、最近フェイスブックが受けたものと同様の攻撃に遭ってシステムに侵入されたが、データが奪われる前に侵入者を撃退したことを明らかにした。マイクロブログのツイッター(Twitter)は、最近、欧米の主要報道機関を襲ったものと同様のサイバー攻撃に遭い、ユーザー約25万人のパスワードが盗まれたと今月発表した。

 攻撃の背後にいる組織はまだはっきりしないが、コンピューターセキュリティーの専門家の間では、中国が支援するハッカー集団や東欧の犯罪集団が関与した疑いがあるとの見方が出ている。(c)AFP