【7月11日 AFP】(一部更新、写真追加)11日午前7時、米アップル(Apple)の新型携帯電話「iPhone(アイフォーン)3G」が日本で発売された。東京・表参道にあるソフトバンクモバイル(Softbank Mobile)の旗艦店では、1000人以上が長蛇の列を作った。

 ソフトバンク(Softbank)の孫正義(Masayoshi Son)社長も姿を見せ、「ケータイが本当の意味でインターネットマシンになる歴史的な日」と話した。

 発売前にはカウントダウンが行われ、カウントがゼロになると同時にスモークが上がり、ショーウインドーのカーテンが外れ、巨大なiPhone 3Gの写真が現れた。

 日本での3G契約者第1号となった男性は喜びもあらわに、孫社長と並んで記念撮影を行った。

■20か国で今日発売

「iPhone 3G」は11日、世界20か国で順次発売される。

 世界で最初に発売が始まったニュージーランドでは、オークランド(Auckland)、ウェリントン(Wellington)、クライストチャーチ(Christchurch)の各市にあるボーダフォン(Vodafone)の3店が、11日深夜0時にオープンした。

 300人ほどが列を作ったオークランド店での購入第1号となった学生は、8日から並んでいたという。発売の瞬間まで並び続けていられるか友人と賭けをしていたと話し、「家に帰ったこれで遊んで、それからゆっくり眠るよ」と疲労をにじませながら語った。(c)AFP