【6月8日 MODE PRESS】都内のディーゼルデニムギャラリー青山(DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA)で5月23日から8月2日まで、パリを拠点に活躍するアーティスト、ジュール・ジュリアン(Jules Julian)による展覧会「カダーヴル エクスキ(CADAVRES EXQUIS)-優美な屍骸-」が開催されている。

■コンセプトは「東京、めまぐるしく変化するファッション」

 ジュリアンは、作品を通じて身の回りにある現実に様々な問題を投げかけるアーティスト。今回は、ファッションの視点から、無数の人々が無秩序に行き交う「今日の東京」を表現した。

 彼は、ファッション誌のモデルの写真を一旦ばらばらのパーツに解体し、独自の視点で全く違う姿や形へと変化させて作品にしていく。人と洋服をつなぐ体のパーツを通して、内面と外見、個人と集合体、そして、変容し続けるファッションと儚い人生など、対比する2者の間に存在する“つなぎめ”=“個性”とは何かを探求している。

 今秋にはパリでの展覧会も決まっており、今後の活躍にさらなる期待が高まる。会期は8月2日まで。(c)MODE PRESS

【開催概要】
「CADAVRES EXQUIS-優美な屍骸-」
場所:ディーゼルデニムギャラリー青山
開催期間:5月23日~8月2日 13:00~20:00
電話番号:03-6418-5323

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