【8月6日 AFP】中国の国営メディアは6日、米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の格付けを史上初めて引き下げたことを受けて、米国は「借金依存症を治す必要がある」と米国を厳しく批判した。

 国営新華社(Xinhua)通信は英語の論説記事で、世界で最も多く米国債を保有する中国は、米国に対し構造的な債務問題に取り組み、米ドル建ての中国の資産を保全するよう要求する「あらゆる権利」を持っていると主張した。

 この記事で新華社は、米政府は「自国の問題を取り繕うために借金をすることができた古きよき時代は終わったという、つらい現実を受け入れなければならない」「米国が借金依存症を治すには、収入の範囲内で生活するという常識的な原則に立ち返らなければならない」とも述べた。

 世界で2番目に多く米国債を保有する日本の政府高官は、「米国債に対する信頼は変わらない」と中国よりも控えめな反応を示し、オーストラリアと韓国は格下げへの過剰反応に警戒感を示した。(c)AFP/Sebastien Blanc

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