【1月20日 AFP】ウクライナ東部ルハンシク(Lugansk)の病院で18日、大規模な爆発があり、建物の床が数階にわたり崩落した。この事故で7人が死亡、17人が行方不明になった。

 事故当時病院には患者261人と医療スタッフ350人がいたが、建物の被害を受けなかった部分にいた人は避難した。集中治療室にあった酸素ボンベが原因だという。

 2月7日に大統領選の決選投票を控えているユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)首相は現場入りし、安全規則が守られていなかったことを厳しく非難した。

 安全規則がないがしろにされがちなウクライナなど旧ソ連諸国では同様の事故が多い。2008年12月には、黒海に面したウクライナのエフパトリア(Yevpatoria)のアパートで酸素ボンベによる爆発が起き、27人が死亡している。(c)AFP