【1月8日 AFP】仏自動車大手ルノー(Renault)幹部3人が日産自動車(Nissan Motor)と共同開発する電気自動車(EV)の情報を漏えいしたとされる問題で、仏紙フィガロ(Le Figaro)は7日、複数の内部関係者の話として、ルノーと仏情報当局が中国の関与を疑っていると伝えた。

 産業スパイに関する著作を複数執筆した仏国民運動連合(UMP)のベルナール・カラヨン(Bernard Carayon)議員も「疑惑はそちらの方向に向かっている」と、中国の関与の疑いを示唆した。

 ルノーは中国の関与について、コメントを控えた。(c)AFP/Djallal Malti

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