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暴風雨の黒海でタンカー損傷、重油1300トン流出

  • 2007年11月11日 20:09 発信地:モスクワ/ロシア
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  • 悪天候の黒海で海難事故 環境破壊の懸念
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2005年9月4日、ルーマニアの黒海沿岸都市コンスタンツァ(Constanta)で砂嵐の中飛行するカモメ。(c)AFP/DANIEL MIHAILESCU

【11月11日 AFP】(11日 一部更新)黒海(Black Sea)とアゾフ海(Sea of Azov)の間のロシアとウクライナを隔てるケルチ海峡(Kerch Strait)を航行中のロシアの燃料タンカーが11日、暴風雨の中2つに折れ、約1300トンの燃料油が海に流出した。地元運輸当局がAFPに対して明らかにした。ロシアの通信各社はこれより先、約2000トンの重油が流出したと報じていた。

 タンカー、ボルガネフチ(Volganeft)は同水域で停泊中に暴風雨で船尾と後方部分が引き裂かれ、約1300トンの燃料油が流出した。悪天候により救助活動は難航しているが、タンカー後方部に取り残された乗組員13人に危険はないという。

 事故発生時タンカーは錨を下ろしていたが、船体の一部は漂流を始めた。タグボート3隻(ロシア船籍2隻とウクライナ船籍1隻)が救助活動に参加している。ウクライナの航空機とロシアのヘリコプターも天候が回復し次第現場に向かうよう準備を進めているという。

 ロシアの通信各社によると、同国の緊急運輸当局が救助活動を取り仕切る危機管理センターを設置したほか、検察当局が環境汚染や安全管理上の法令違反がなかったか調査を進めている。

 報道がロシア当局の話として伝えたところによると、タンカーはロシア南部のサマラ(Samara)からボルガ川(Volga River)を下ってウクライナの港まで燃料油を運ぶ途中だった。

 さらに、2000トンの硫黄を運搬中の別の船舶が近くの港で沈没し、乗組員9人が高波の中、救命ボートに取り残されているという。(c)AFP
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