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米ミネソタ州の橋崩落事故、10年以上前から構造に欠陥

  • 2007年08月03日 21:23 発信地:ミネアポリス/米国
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2007年8月2日、米ミネソタ(Minnesota)州ミネアポリス(Minneapolis)の高速道路橋の崩落現場。(c)AFP/Getty Images/Mark Wilson

【8月3日 AFP】米ミネソタ(Minnesota)州ミネアポリス(Minneapolis)で高速道路橋が崩落した事故で、3日、がれきに埋もれた車内から新たに男性1人の遺体が収容され、現在までに確認された死者の数は5人となった。さらに、少なくとも8人が行方不明のままだという。

 崩落した橋については、米運輸省が10年以上前の1990年に構造的な問題を指摘していた。

 ミネソタ州運輸局も当時、道路橋の鉄骨構造で金属疲労を確認していたが、改修には巨額の予算が必要だったため、道路表面の修理を行っただけだった。3日付のミネアポリス・スター・トリビューン(Minneapolis Star Tribune)紙が報じた。

 また、同橋の検査担当官も「構造的な欠陥」を指摘しながら、架け替えには「緊急性はない」と結論づけていた。

 今回の崩落事故は、米国インフラの脆弱な実態を改めて浮き彫りにし、国民の間では主要インフラの総点検を求める声が高まっている。

 米国土木学会(American Society of Civil Engineers)の調査では、2000年から2003年までの時期に全米で約60万本あった橋のうち、構造上の欠陥や老朽化が指摘されたものが27%以上あったとされている。

 専門家らは、現時点での改修費用の総額を数十億ドルと見積もっている。(c)AFP/Mira Oberman

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