【7月1日 MODE PRESS】グローバルに展開するラグジュアリー・ライフスタイルブランド「マイケル・ コース(MICHAEL KORS)」が6月30日、新設のアジア社長(President of Asia)に、ステファン・ラフェイ(Stephane Lafay)氏を任命した。同氏の正式就任は、7月28日を予定しており、同社の CEO 兼会長ジョン・D・アイドル(John D. Idol)氏の直属となる。

 これまでラフェイ氏は、「ティファニー(Tiffany & Co.)」のアジア パシフィック/ジャパン地域のシニア・ヴァイスプレジデントや「ブルガリ ジャパン(BVLGARI)」の社長のほか、「パルファン・ニナリッチ・ジャポン(Nina Ricci)」ではジェネラルマネージャーを務めてきた。

 ラフェイ氏は、「ブランドの発展過程における非常にエキサイティングな時期にマイケル・コースに 加われることを嬉しく思います。25 年に亘るアジア勤務、そして当該地域での 20 年近いブランド構築の 経験から見ても、アジア地域に膨大なチャンスがあることは明白です。この可能性を実現するチームの 一員となれることを楽しみにしています」と述べた。

 また今回の就任は、同社が今後アジア地域に対してこれまで以上に積極的な姿勢で取り組むことを意味する。マイケル・コースの CEO 兼会長ジョン・D・アイドル氏は、「アジア市場は、マイケル・コースというグローバル・ラグジュアリー ブランドが継続的な成長を遂げる上で非常に重要な地域です。近年私たちが培ってきた推進力を大いに 活用できることを楽しみにしています。 また、過去 2 年間で、私たちは当該地域における店舗数をこれ までの 2 倍の 100 店舗以上にまで伸ばすことができました。ラフェイ氏は、アジアでのラグジュアリー事業構築における長年の経験を有しており、彼の スキルや経験は、私たちが前進する上で非常に大きな戦力となることでしょう」と語った。(c)MODE PRESS