【7月30日 Relaxnews】インテリアライフスタイル誌「ウォールペーパー(Wallpaper*)」と独出版社「シュタイデル(Steidl)」のゲルハルト・シュタイ デルが、新品の本の香りをテーマにしたフレグランス「ペーパー・パッション(Paper Passion)」を発売した。

 調香師はゲザ・スコーエン(Geza Schoen)。「書籍の香りは、ドライでふくよか。皆さんがいつも使っているようなものとは違います」と語る。

 パッケージデザインは、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が担当。一見“本物の本”だが、本を開くと中は香水のかたちに繰り抜かれており、ボトルが収まっている。

 本の冒頭には、ラガーフェルドやスコーエン、アーティストのギュンター・グラス(Gunter Grass)、「ウォールペーパー」編集長によるエッセイが収録されている。その中でラガーフェルドは「美しい紙は、わたしにとって最高のラグジュア リー。紙無しでは生きられない。完璧な紙に触れることは官能的でもある」と語っている。

 フレグランス「ペーパー・パッション」はオンラインや一部セレクトショップ、書店などで発売。価格は98ドル(約7700円)。 (c)Relaxnews/AFPBB News