■ ガザで「消し去られた」子ども時代

国連人権理事会によって2021年に設置された同委員会は、最新の報告書において、パレスチナの子どもたちに影響を与えている犯罪や、イスラエルがガザに課した生活環境が「防ぐことのできた子どもの死亡にどのようにつながったか」を検証した。

チームは声明で、「イスラエル当局と治安部隊はパレスチナの子どもたちを意図的に標的にしており、その結果、ガザ地区でのジェノサイド、人道に対する罪、戦争犯罪、およびヨルダン川西岸での戦争犯罪を引き起こしている」と述べた。

委員会は、心身への深刻な被害、集団的トラウマ、孤児化、家族の離散、障害、繰り返される避難、飢餓、そして教育や医療の崩壊により、ガザにおける「子ども時代が消し去られた」と指摘。こうした影響は、同地区の子どもたちの生涯にわたって続くだろうと述べた。

調査委員会の議長を務めるインドのシュリニバサン・ムラリダール元判事は、「子どもを標的にすることで、イスラエルはパレスチナ人が存在し、自らの未来を決定する能力そのものを攻撃している。2025年10月の停戦後も、子どもたちは殺害され、深刻な負傷を負わされ続けている」と指摘した。