国連調査団、ガザの子ども狙うイスラエルを非難 「ジェノサイドの一環」
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【6月23日 AFP】イスラエルはパレスチナの子どもたちを意図的に標的にしており、これが現在も続くパレスチナ自治区ガザ地区での「ジェノサイド(集団殺害)」の主要な要因になっていると、国連(UN)の調査団が23日に公表した報告書で非難した。これに対し、イスラエル側は猛反発している。
国連の独立調査委員会(COI)は、報告書で「パレスチナの子どもたちがイスラエル治安部隊によって意図的に標的にされ、殺害された証拠」が見つかったと発表した。これにより、「ガザにおけるパレスチナ人という大きな集団を破壊しようとする、イスラエル当局および治安部隊のジェノサイドの意図」が立証される主要な要因になったとしている。
3人の委員からなる調査チームは、昨年9月の報告書で、イスラエルがガザ南部での武力衝突において「ジェノサイド」を犯したと初めて結論づけていたが、イスラエル側はこの認定を拒否していた。チームは、国連を代表して発言する立場にはない。
新たに発表された報告書の中で、調査団は、イスラエル軍による激しく組織的な軍事作戦が継続していることで、パレスチナの子どもたちに「前例のない」死傷者や精神的トラウマが生じていると指摘。イスラエル当局と治安部隊がガザで「ジェノサイドの罪を犯し続けている」と結論づける「合理的な根拠」があるとした。
かねてより同委員会を激しく批判してきたイスラエルは、今回の報告書を「中傷的」であり「事実無根の欺瞞(ぎまん)だ」と猛烈に批判した。調査団に対し、「イスラエル人の子どもを冷酷に攻撃し、パレスチナ人の子どもを人間の盾として利用しているイスラム組織ハマスの残虐な戦術」を無視していると非難した。