英国でニート危機、一つの世代が捨てられる恐れ 無策なら5年以内に若者の6人に1人がニート化
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【5月29日 AFP】英国で就学、就労、職業訓練のいずれも行っていない15歳から24歳の若者「ニート(NEET)」が急増しており、「ロストジェネレーション(失われた世代)を生み出すリスクに直面していることが、政府が委託した調査報告書で明らかになった。
別の公式データによれば、英国のニートの数は今年第1四半期、2013年以来初めて100万人を超えた。
報告書は、何の対策も講じなければ、ニートの数は5年以内に125万人に上り、若者の6人に1人がニートになる恐れがあると指摘している。
この調査を主導し、年内に解決策を提示する予定の元労働党閣僚のアラン・ミルバーン氏は記者会見で、「英国は『ロストジェネレーション』の危機にひんしている」と主張。
「あまりにも多くの若者が成人を迎えても、チャンスへの扉が閉ざされていることに気づくだけとなっている」と語った。
キア・スターマー首相は、この報告書に「考えさせられる」と述べる一方、一つの世代が失われるのを決して容認しないとして、ミルバーン氏と共に必要な対策に取り組んでいくと約束した。
イングランドのウェスト・ミッドランズ地方で2年間にわたり職探しを続けているシャナ・ファタハリさん(23、女性)は、「若者たちは社会に出て仕事に就きたいと心から願っている」「年配世代の多くは、履歴書を書いて提出すれば、それだけで仕事が手に入るという固定観念にとらわれている。しかし、昔とは時代が違う」と語った。