【5月17日 AFP】ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツグループのオラ・ケレニウスCEOは、欧州による防衛力強化を背景に、防衛関連事業を推進する意欲を示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が15日、報じた。

ケレニウス氏はWSJとのインタビューで「世界はますます予測不可能になっており、ヨーロッパが防衛能力を強化する必要があることは明らかだ」と強調した。

その上で、「この分野で前向きな役割を果たすことができるなら、そうする準備がある」とし、防衛分野は「急速に成長するニッチ市場であり、グループの財務にも貢献する可能性がある」と述べた。

メルセデス・ベンツの広報担当者によると、同社はすでに軍事用途向けに特化した企業にシャーシを供給しており、「当社の安全保障および防衛分野での活動は、戦略的な発展の焦点であり、パートナーと協力して積極的に追求し続ける」と述べた。

ロシアによるウクライナ侵攻以降、ドイツは軍事力の強化を進めており、ドイツ企業の軍事産業進出が注目されている。自動車大手フォルクスワーゲンのオリバー・ブルーメCEOは今年3月、ミサイル防衛に関わる防衛企業と「連絡を取っている」と述べた。(c)AFP