ネタニヤフ氏、イラン交戦中にUAEを極秘訪問し大統領と会談 首相府発表
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【5月14日 AFP】イスラエル首相府は13日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が2月末に始まった対イラン軍事作戦「ライオンズ・ロアー(獅子の咆哮)」中、アラブ首長国連邦(UAE)を秘密裏に訪問し、同国のムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤン大統領と会談していたと明らかにした。
前日には米国のマイク・ハッカビー駐イスラエル大使が、イスラエルがイランとの交戦中、UAEに防空システム「アイアンドーム」とその運用要員を派遣したと述べたばかり。
首相府はハッカビー氏の発言を確認こそしなかったが、ネタニヤフ氏のUAE訪問は両国関係にとって「歴史的な突破口」になったと述べた。
UAEは訪問を直接否定せず、訪問に関する「報道」に言及するにとどまった。
UAE外務省は声明で、「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がUAEを訪問した、あるいはUAEがイスラエル代表団を受け入れたとの報道を、UAEは否定する」「UAEは、イスラエルとの関係は公的なものであり、不透明な、あるいは非公式な取り決めに基づくものではないことを改めて表明する。したがって、UAEの関係当局が公式に発表しない限り、予告なしの訪問や非公開の取り決めに関するいかなる主張も全く根拠がない」と述べた。
イランは、2月末に米イスラエルによるイランへの空爆をきっかけに始まった中東紛争中、他のどの国よりも多くUAEを標的とした攻撃を繰り返した。
先月発効した停戦合意にもかかわらず、UAEはその後もイランによるミサイル攻撃やドローン攻撃を複数回報告している。
UAEは先月の停戦発効後もイランからのミサイルやドローンによる攻撃があったと複数回報告している。
石油資源が豊富なUAEは、中東における米国の主要な同盟国であり、第1次ドナルド・トランプ政権中の2020年にアブラハム合意に署名して以来、イスラエルと公式な関係を持つアラブ諸国の一つとなっている。(c)AFP