イラン軍、ホルムズ海峡支配は「相当な」経済的利益生み出すと主張
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【5月14日 AFP】イラン軍報道官は13日、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の支配権は「相当な」経済的利益を生み出し、イランの国際的地位を強化すると述べた。
イランは2月28日に米イスラエルとの交戦を開始して以来、世界で海上輸送される原油と液化天然ガス(LNG)の5分の1が通過するホルムズ海峡を事実上封鎖している。
イランによるホルムズ海峡の支配は世界市場を揺るがし、同国に大きな影響力をもたらしている。一方、米国は4月8日から薄氷の停戦が続いているにもかかわらず、イランの港湾を封鎖している。
イラン学生通信(ISNA)によると、イラン軍のモハマド・アクラミニア報道官は、「ホルムズ海峡の管理はわが国に相当な経済的利益をもたらし、原油輸出収入を倍増させる可能性さえある。そして国際社会におけるわが国の影響力を強化するだろう」と述べた。
アクラミニア氏によると、ホルムズ海峡の西側はイラン革命防衛隊(IRGC)海軍が、東側はイラン海軍がそれぞれ支配している。
イランによるホルムズ海峡支配は、米国との交戦終結に向けた交渉における争点の一つで、これまでのところ進展は見られていない。
イラン国会国家安全保障・外交政策委員会のイブラヒム・アジジ委員長は13日、同委員会がホルムズ海峡管理計画を最終決定したと発表。
国営テレビによると、アジジ氏は「イラン・イスラム共和国はホルムズ海峡の戦略的管理を通じて、この戦略的要衝(ホルムズ海峡)を影響力を行使する手段として利用するつもりだ」と述べた。
イラン国会のハミドレザ・ハジババエイ副議長は先月、同国はホルムズ海峡を通過する船舶から最初の通航料を徴収したと述べた。(c)AFP