タイのタクシン元首相が仮釈放、4か月間は保護観察
このニュースをシェア
【5月11日 AFP】タイのタクシン・シナワット元首相(76)が11日、刑務所から仮釈放された。これにより、政界の重鎮である同氏が再び表舞台に戻る可能性が高まっている。
タクシン氏は昨年9月から汚職の罪などで1年の拘禁刑に服していたが、今後4か月の保護観察期間中は電子監視装置の装着が義務付けられる。
現場にいたAFP記者によると、タクシン氏はバンコクの刑務所の外で家族と抱き合った。周りには数百人の支持者が集まり、一部は「タクシン、愛してる!」と声を上げていたという。
タクシン氏は、赤いシャツを着た支持者たちには笑顔で手を振ったが、刑務所の外で記者団に対しては何も語らず、車に乗ってその場を後にした。
タイ矯正局は4月、タクシン氏の年齢に加えて服役期間が1年未満であることを理由に仮釈放すると発表していた。
タクシン派のタイ貢献党は、2月の総選挙で過去最悪の結果となり第3党に転落していたが、アヌティン・チャーンウィーラクン首相首相が率いる保守派の「タイの誇り党」との連立与党に参加しており、タクシン氏の政治的復帰の可能性は依然として残されている。(c)AFP