【5月6日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)がイランによる無人機とミサイルによる攻撃を非難したのを受け、イラン軍は5日、UAEへの攻撃はここ数日間行っていないと否定した。

イランの軍事作戦・統合司令部ハタム・アル・アンビヤ中央本部は声明で、「イラン・イスラム共和国軍はここ数日、UAEに対してミサイルや無人機による攻撃作戦を一切行っていない」「もしそのような行動があったならば、われわれは毅然とした態度で明確に発表しただろう」と主張。

「したがって、UAE国防省の説明を断固として否定する。事実無根だ」と付け加える一方、UAE領内からの攻撃には「断固たる対応」で臨むと警告した。

UAEは5日、中東紛争における薄氷の停戦合意から数週間が経過する中、イランから飛来したミサイルと無人機を2日連続で迎撃したと発表した。

UAE国防省はX(旧ツイッター)に投稿した声明で、「UAEの防空システムは、ミサイルと無人航空機(UAV)の脅威に積極的に対応している」と述べ、それらが「イランから飛来した」と付け加えた。

UAEは4日、イランが同国を標的に新たな攻撃を実施したと非難し、フジャイラ首長国の原油施設への攻撃を含む一連の攻撃を「危険なエスカレーション」と呼んだ。

イラン軍当局者は同日国営テレビで、フジャイラ首長国の原油施設攻撃は計画していないとしてUAEの発表を否定した。

イランは交戦中、他のどの国よりも多くUAEを標的とし、米国の資産だけでなく、エネルギー施設や民間インフラ、さらにはランドマークまで攻撃している。

イラン軍は5日の声明で、UAEに対し「イスラムの土地である貴国は、米国とシオニスト(イスラエル)、両国の軍隊と軍装備品の避難所になってはならない」と警告した。(c)AFP