【5月3日 AFP】イタリア出身の元フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)ドライバーで、事故により両脚を失った後はパラリンピックで金メダルを獲得したアレックス・ザナルディさんが1日に亡くなった。59歳。2日に遺族が発表した。

ザナルディさんは、イタリアで最も愛され、尊敬されるスポーツ選手の一人であり、国内の障害に対する認識を大きく変えた人物として評価されている。

遺族は声明で、1日夜に「突然息を引き取った」と述べたが、詳細については明らかにしなかった。

ザナルディさんは1990年代前半にジョーダンやミナルディ、ロータスからF1に参戦し、その後転向したCARTで1997年と1998年に年間王座を獲得した。1999年にウィリアムズでのF1復帰を経て、CARTの世界に戻った。

しかし、2001年のドイツでの大会で悲惨な事故に遭い、スピンした後コース中央で停止した自身のマシンに別のマシンが高速で衝突したことで両脚を失った。

ザナルディさんはその後も特別仕様の車でレースに参加し、さらにハンドサイクル競技に臨むと、2012年のロンドン・パラリンピックで金メダル2個、さらに4年後のリオ大会でもさらに金メダル二つを獲得した。(c)AFP